スキャルピングは自動売買には向かない?

デイスキャFXとは

デイスキャFXは自動売買でなくインジケータである理由

FXで資金増加を狙うとしましょう。最も楽な方法は何でしょうか。おそらく、「極めて優秀な自動売買システムで取引する」でしょう。

取引開始ボタンをクリックします。「極めて優秀」ですから、利食いを繰り返してくれるでしょう。損切りすることもあるはずですが、資金は増えていくはずです。

デイスキャFXはインジケータの集まり

一方、デイスキャFXは自動売買ではありません。インジケータの集まりです。

インジケータとは、為替レートの数字を加工して、相場を読みやすくした線です。移動平均線やボリンジャーバンドなどが有名です。

下の画像は、デイスキャFXの画面です。MT4を使って表示します。そして、これらのインジケータを使って、皆様自身で売買判断をします。

デイスキャFXインジケータ画面

自動売買でない理由

では、なぜデイスキャFXは自動売買でないのでしょうか。それは、自動売買では相場についていけない場面があるからです。

自動売買とは、コンピュータにプログラムして取引させる方法です。すなわち、プログラム通りに取引します。プログラム以外の情報は全く考慮しません。

  • 経済指標発表で値動きが大きくなった
  • スプレッドが広がった
  • いつもと値動きが違って変だ

こういった内容を、取引に正確に反映させるプログラムを作ろうと思っても、困難です。相場は千変万化の勢いで推移するからです。

その結果、人の目で判断すれば取引しないだろうという場面でも、自動売買ならば取引します。そして、損失が繰り返されようとも、コンピュータなのでお構いなしです。

損の取引を繰り返してしまい、最終的に損失で終わる可能性があります。

このような例を回避するために、インジケータを見て判断して、取引します。これを裁量トレード(さいりょうとれーど)と言います。

裁量トレードのメリット・デメリット

では、裁量トレードのメリット・デメリットは何でしょうか。数多くあるでしょうが、代表的なものを挙げてみます。

メリット:自動売買のデメリットを回避できる

デメリット:勉強が必要

自動売買ならば、スタートボタンを押すだけです。しかし、裁量トレードの場合は、手法や考え方を覚えて、それをチャートに再現できるように勉強が必要です。

これが、デメリットでしょう。

しかし、ひとたび習得してしまえば、自動売買のデメリットを回避しつつ、相場状況に合わせて取引可能になります。

デイスキャFXは、数多くのインジケータを使います。このため、習得に時間がかかるかもしれません。しかし、インジケータの数が多いので、応用編のトレードも複数あります。

基本編と合わせて習得しますと、取引機会を増やすことができるでしょう。

MT4でシグナル配信

なお、デイスキャFXでは、MT4のシグナル表示機能を備えています。すなわち、特定の条件に合致したら、矢印で買いか売りかを表示してくれます。

ただし、この矢印は万能ではありません。補助ツールですから、皆様の目で相場状況を確認して取引しましょう。

デイスキャFXとは

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